異次元の少子化対策

岸田首相は、異次元の少子化対策として、児童手当のことばかりをあげています。
しかし、抜本的な少子化対策は、日本社会における非婚化・晩婚化を防ぐことです。
現在、出生数は年間80万人を下回っており、社会保障体制が崩壊する可能性があるなど、このままでは継続的な日本社会の維持が困難な状況にあります。
https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=103846

それに対して、岸田首相が上げているのは、児童手当の所得制限などの、経済施策のみです。しかし、それが少子高齢化問題の抜本的な解決になるのでしょうか。
現在人口が一番多いのが、いわゆる団塊の世代を考えれば、経済的に豊かになることが、少子化対策に直結しないことは、明らかです。
なぜなら、団塊の世代は、戦後最も貧しい時代であるからです。
https://dashboard.e-stat.go.jp/pyramidGraph?screenCode=00570&regionCode=00000&pyramidAreaType=2
食べるものも、何もなかったけれど、戦争に行っていたお父さんが帰ってきて、貧しいけれども幸せな夫婦が増えたことが、子どもが増えた理由ではないでしょうか。

今、日本に必要なのは、男性と女性が、幸せな結婚生活ができるように、社会が応援することだと思います。そして、家庭連合では、そのような結婚モデルを作ろうと、信者は努力しています。
幸せな結婚を阻むのは、自分中心の愛です。典型的なのは、不倫です。それは、相手との信頼関係を破壊する、裏切り行為だからです。

家庭連合の夫婦は、不倫をしません。それを、結婚の時に、神に誓っています。神を中心とした家庭は、教義に基づくものなので、変わることがありません。これを、真の家庭運動と言っています。
家庭連合の家庭に、離婚がないというわけではありませんが、その率は1%であり、日本の離婚率が30%を超えることを考えると、驚異的な実績です。

少子化問題を解決する鍵が、ここにあります。私たちは、真剣に、日本の未来のためには、真の家庭運動が必要だと考えています。