国を愛すること

自分の国を愛することは、宗教者であるかないかに関わらず、大切なことだと思います。

私は家庭連合の信者ですが、同時に日本人でもあります。祝日には家に国旗を掲げるし、日本の伝統文化の根源である天皇家を敬愛しています。これらのことと、家庭連合の信仰とは、全く矛盾しません。なぜなら、家庭連合の創始者である文鮮明師が、まず愛国者たれと言っているからです。

文鮮明師の提唱により、日本でも1968年に国際勝共連合が設立されました。当時世界を席巻しつつある共産主義に反対し、日本に愛国の精神を訴えました。日本を守るためにスパイ防止法の設立にも奮闘し、1985年にはあと一歩で法制化というところまで漕ぎつけました。今でも国際勝共連合は、スパイ防止法の制定を訴えています。
また、文鮮明師が創始者である平和大使協議会のゴールの一つも、「人づくり、家庭づくり、国づくり」の国民運動です。
https://peaceambassador.org/3goals_activity/goal_family_service

自分の国を大切にしない者が、世界平和を唱えても、それは単なる理想主義者であり、左翼的な思想です。自分の国を大切にするからこそ、同じように国を愛する他国の人々を尊重できるのです。

人間関係におきかえれば、よくわかります。自分の生き方に対していい加減な人が、他人の生き方を尊重できるでしょうか。
自国に対して誇りを持たない人は、他国の人の国に対する誇りを大切にできるはずがありません。

安易なグローバリズムではなく、気高いナショナリズムをもち、その上で互いに他国を尊重することが、あるべきインターナショナルであると考える次第です。